歩いて駅に向かう途中のこと、
赤信号で待っているときにすぐ近くに自転車に乗った男性がいて、
そのお兄さんの左肩にはカマキリが乗っていました。
秋風を受けながら、お兄さんと同じ方向を向いて
行く先を示すかのように片方のカマをぐっと前に出している姿。なんだかアニメっぽいかっこよさがあり、一瞬見入ってしまい、ふと我に返って
『取りましょうか』と声をかけたほうがいいか、だまってさっと取るのがいいか、まさかペットじゃないよね?とか思っているうちに
信号が青になってお兄さんは走り出し、
カマキリを肩に乗せたまま遠ざかっていきました。。。嗚呼。
わたしは過去に、背中に蝉をくっつけてお店(信用金庫)の中に入ってしまい、しかも背中にくっついた状態で蝉が鳴き出したという恥ずかしい出来事や、
カナブンが飛んできて、首すじにガシっととまり
『ちょっと!わたし、木じゃないから!!』とツッコミを入れてしまい、ちょっと切なくてちょっと笑っちゃった記憶がよみがえりました。